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IIMからのお知らせ
2011/12/14
CMG2011に参加してまいりました。

キャパシティ管理/パフォーマンス管理に関する世界的な団体が主催するCMG2011(CMG:Computer Measurement Group)に参加してまいりました。

CMGコンファレンスは、世界各国からIT技術者・管理者が集い、各人の研究成果を発表し、議論を交わし合うフォーラムで、毎年12月に米国で開催されています。今年は、第37回目となり、米国首都であるワシントンD.C.の近郊にて開催されました。

CMG2011は、2011年10月12日のInfoStationにてもご紹介しておりますので、そちらも合わせてご参照ください。また、参加した個々のセッション報告や参加者によるコメントなどは、以下のURLにてご覧いただけます。

掲示板URL : https://www.iim.co.jp/cgi-bin/cmg2011/

■ CMG開催内容
 名  称: CMG'11 International Conference
 期  日: 2011年12月5日(月)~12月9日(金)
 場  所: Gaylord National Hotel(ワシントンD.C.)
 対  象: パフォーマンス管理、キャパシティ管理、財務管理分野でITリソース管理に従事する方
 参加者: 約400名(うち、日本からの参加者6名/弊社社員含む)


【CMG2011参加報告】

今年のCMGは、昨年のフロリダ州オーランドという魅力的なところと比べるとワシントンD.C.は寒いせいか、参加者がかなり少なくなっていました。現在の経済情勢を反映しているとも思えますが、例年見かける顔ぶれも少なくなっており、少し寂しい思いがしました。そのせいか、セッション数も昨年より減っていました。また、昨年と同様、日曜日のWorkshopが月曜の朝に移り、月曜朝に開催されていたベンダーごとのユーザグループもありませんでした。米国においても経費削減の影響が出張の削減や出展者の経費削減に表れており、それが今年も続いているようです。

コンファレンスの中身は、月曜日午後一の基調講演から本セッションが始まり、金曜日の午前中までに亘り、5つの小間に分かれて、午前3セッション、午後3セッションのスケジュールが組まれておりました。総講演数は、90セッションと昨年より20セッションほど少なくなっていました。


【CMG2011ホットトピックス】

〔クラウドコンピューティング、ビッグデータ、XaaS、仮想化、省エネ、レポーティング、ダッシュボード〕

今年のCMGもクラウドが話題の中心でしたが、クラウドも検討段階から利用段階に移ったとの感が強かったです。とは言っても、プライベートクラウドが主流で、パブリッククラウドを主要業務で使うのは未だこれからというのは、昨年と変わっていませんでした。今後は、プライベートとパブリックを用途に合わせて使うというハイブリッドクラウドになるとの見解が多くなっていましたが、パブリッククラウドを本格利用するには、やはりセキュリティの問題が解決してからということになるようです。

クラウドは、今ではコスト削減とほぼ同義語となっており、オバマ大統領もコスト削減のためにガバメントクラウドを推進し、州や地方自治体に拡がっているようです。企業もコスト削減のためにクラウドを利用するというのが、通念となっているとのことです。

クラウド環境を構築する上では、データセンターそのものを新設したり、コンテナと呼ばれるより多くのサーバを効率的に集約したものがありますが、大企業でもない限り、プライベートクラウドを構築するためにそのような投資をすることはコストに見合いません。そこで、ラック単位でプライベートクラウド環境を作る「POD」というものが登場しており、一般的な言葉として使われていました(PODは、iPodで使われているPodです。さやえんどうのさやを意味しているようです)。

コスト削減の嵐は今も続いていますが、昨年に比べると削減というよりも今後増えないという論調が多かったです。そのような中で、問題となるのはデータ量の増大で、年率50%でデータは増え続けるとの予測があり、予算が増えない中でそれをやり繰りするには、自動化と新たな技術の取り込みが必要であるという話が多かったと感じました。

次に今年多く聞かれた言葉は「ビッグデータ」で、スマートフォンの利用増大により、より多くの端末からより様々なアクセスが増え、さらにそのようなアクセスにGPSの位置情報や時刻というデータが加わることで、これらのデータの活用が進むとの予測がありました。大量のデータの中から意味あるものを見つけ出す手法についての講演もあり、大変興味深いものでした。キャパシティやパフォーマンス管理の点では、より多くのストレージとCPU、メモリを使うビッグデータの処理には、ますます我々の仕事が重要になるとの話が多くありました。


【その他の話題】

メインフレームでは、昨年IBMより出荷されたz196/z114のハイブリッドマシンに関して、ようやくWindowsが使えるようになるとの発表がありました。12月16日にGAとなるそうです。このマシンのオープンプラットフォームzBXブレードのxブレード用には、ハイパーバイザとしてファーム化されたKVMが実装されており、この上でxLinuxやWindowsを稼動させることができるようになります。また、これらの仮想サーバ間でCPUリソースをポリシーに基づいて配分する管理機能PPM(Platform Performance Management)の紹介もありました。これは、z/OSにおけるWLMと同様のもので、PPMはWLMと連携して動作し、ワークロードごとにすべてのCPUリソース(System x、System p、System z)の効率的な利用を促進するものになるとのことでした。


【CMG2012】

次回のCMG2012は、ネバダ州ラスベガスでの開催となります。是非、皆様もご参加されてはいかがでしょうか。

 ・期 日:2012年12月3日(月)~12月7日(金)
 ・会 場:ネバダ州ラスベガス、リオホテル
 
なお、日本からの論文発表も募集しております。皆様からの事例発表や研究発表がございましたら、弊社にてお手伝いさせていただきます。担当営業までお申し付けください。

 ・発表内容の概要提出(200字程度)   : 2012年 5月13日
 ・発表内容の原稿提出(原稿枚数自由) : 2012年 6月 8日
 ・印刷用原稿締め切り         : 2012年 9月17日
 ・発表用スライド締め切り       : 2012年10月14日

「CMG」の詳細につきましては、下記サイトをご参照下さい。
 ⇒CMGホームページ

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